プロフィールにもちょこっと書いていますが、僕はかつてブラック企業の社員でした。ブラック企業ってのは、要するに社員の欲求の満たされない程度が、他の企業に比べてずば抜けて高い企業のことと言えます。
今日はその時代のエピソードを一つピックアップして、そこから、社員が活き活きと働ける環境づくりのためのエッセンスを引き出したいと思います。
僕が入社二年目の頃、原因不明の病気で一ヶ月ほど高熱が続いた事がありました。所属していたプロジェクトは(いつもの様に)スケジュールが遅れていて、人を沢山入れて乗り切ろうという状態。特に咳などの諸症状がなく、38℃でも元気だった僕は、上司に体調不良は伝えつつも、休みなく、夜遅くまで働いていました。
季節は五月のなかばで新緑が眩しい季節。普段、客先稼働が多くて社員同士が疎遠になることから、親睦を深めるためのイベントが企画されていました。
ところが、イベントを三日後に控えたある週の水曜日、ついに熱が39℃を超え、まともに歩けなくなった僕は、ついに止むなく休みを取る事に。
しっかり休んだ事が功を奏したのか、熱は翌日の昼くらいから徐々に下がりはじめ、夕方になる頃には37℃ぐらいまでになりました。ただ、一ヶ月の疲れがたまってるだろうし、明日は休んでも仲間に迷惑を掛けないから、しっかり休んで完全に治して、月曜日からバリバリ働こう!そう決めて、僕は上司に電話を掛けました。
上司 : もしもし、Nです。
ぼく : あ、多摩太郎です。お疲れ様です。
上司 : おお、調子はどうや?
ぼく : はい、ようやく熱も37℃近くまで下がってきました。来週からは通常通り稼働できると思います。
上司 : それは良かった。明日の集合時間は◯◯時だから、遅れない様に。
ぼく : あ、その事ですが、まだ完全に治ってませんし、仮に治ったとしてもぶり返すといけないので、明日のイベントは休ませてください。
上司 : なんでや?
・・・こういう返答を予期していなかった僕は戸惑い、しばらくしてようやく話しを続けることができるようになりました。
続きはまた明日。
予想以上に壮絶な展開に(良くない意味で)胸が高鳴りますw
投稿情報: Yamapan | 2010/09/11 22:21
どもども。続きは明日掲載しますので、少々お待ちください!
投稿情報: つかんぽ | 2010/09/11 23:27